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20歳台女性
[初診時の訴え]
頭痛が常にあり、頭にもやがかかっている。忘れやすい。体全体にむくみがひどい。肩こりがひどく、常にある。胸の上あたりがパンパンに張って痛い。手足が冷える(夏でも)。指先に力が入らない。しびれている。腰が痛い。腕が痛い。いつも疲れている。手足に力が入らない。体中がむくみ、常にひどく疲れている。
[所見]
口腔の筋の緊張が強く、外側翼突筋に圧痛が認められました。訴えからすると線維筋痛症が疑われます。そこで、ACR FM診断基準の診査をすると、圧痛点は13箇所。線維筋痛症の診断基準に合致していました。
外側翼突筋の状態から、口腔からの関連痛による線維筋痛症と思われます。前歯部は開咬。左は初診時の診査チャートです。圧痛点が多い事が分かります。
処置]
シロナソグラフと頚部触診により顎位の変位を推定し、治療顎位へ誘導すると、症状が急激に改善しました。
左は処置前、右は処置後の疼痛の状態を示すVASの記録です。
5月24日の15時に初診の受付をして、診査診断の後、処置を行いました。処置直後の16時17分には症状は大きく改善しています。
経過]
治療顎位に下顎を誘導する装置を1回15分、1日3回使用しました。
治療開始後3ヶ月では、痛みはほとんど無くなりました。そこで、運動療法を開始。10ヶ月経過時のチェックでは圧痛点はもう有りません。その他の症状も消失。乗り物酔いが僅かにあるものの、1週間の海外旅行時も特に疲れる事も無く楽しめたとの事。旅行の間は平均4時間程度の睡眠で「遊びまくった]が特にきつくなかったそうです。
年齢が若い事と、本来体を動かす事が好きで比較的筋肉の性質が良いことが良い経過をもたらしたようです。補綴処置、咬合調整は行っていません。
【治療終了後の本人からの報告メモ】
○経過
治療開始3日目
しゃべる言葉がはっきりしてきた。以前はフォパフォパして何を言っているのか
分からない、抜けるようなものの言い方、聞き取りにくいと言われていた。
治療開始3週間目
体がほとんど変わった。
治療開始3ヶ月目
痛みがほとんど消えた。自分で信じられないくらいの体になった。
【コメント】
3日、3週間、3ヶ月目で体がどんどん変わっていくのが自分で感じ取れたので、この先3年後がどう変わっていくか楽しみ。24年生きてきて、この半年で人生が大きく変わった。私は自分の体のことを親にも理解してもらえず、自分だけでかかえこんで、体の不調もこういうものだと自分自身に折り合いを付けて過ごしてきた。私は苦しみを味わってきたので、今が本当に幸せ。
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