肩こりや頭痛は疲れが重なって起きると思っていませんか?腰痛はヘルニアがあるから、四十肩は年齢のためと思っていませんか?最近の研究で、これらの病気に共通の原因”中枢感作”が関係していることが分かってきました。
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翼突筋除痛療法のページ
| 翼突筋除痛療法とは? (私の行なっている治療法については、これまでBrain oriented occlusal therapyと呼んでいましたが、日本臨床リウマチ学会誌に研究を投稿した際に使用した名称のほうが、より簡潔で実体を適切に表現しているように思えたので、名称を変えることにしました。平成21年6月1日) |
21世紀に入って、顎関節症、線維筋痛症、筋筋膜性の腰痛、肩、首の慢性疼痛、慢性疲労症候群、過敏性腸症候群、ムズムズ足症候群はCentral
Sensitization(中枢感作)と呼ばれる中枢神経系の疼痛過敏が、その発症に深く関与しているということが明らかにされました。 この最新の医学的知見に基づくと、顎関節症治療の新たな方向性が見えてきます。 従来、顎関節症のかみ合わせ治療といえば、目に見える歯列の形態を修正したり、歯の当たり方を均質になるよう修正するものでした。このようなかみ合わせの治療は、顎関節症の発症メカニズムに関する科学的な理解が不十分なままに行われてきたために、顎関節症難民とでも言うべき患者群を作ってしまいました。 しかし、線維筋痛症研究の進展に伴う波及効果で、顎関節症の痛みや全身症状に波及するメカニズムに中枢神経系の関与が明らかにされてきた現在は、顎関節症の治療にその知識を応用するべき時といえるでしょう。 翼突筋除痛療法とは、線維筋痛症の病態生理学的研究からもたらされたエビデンスをベースに、中枢性の反射現象を利用した咬合治療のテクニックです。 |
| *厚生労働省線維筋痛症医療情報センターに全国の線維筋痛症治療を行っている医療機関の情報があります。 治療先をお探しの方は下のリンクからお入りください。 | |
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さらに、近年の研究によって腰痛、肩こり、顎関節症、緊張型頭痛などの筋・筋膜痛はFibromyalgia(線維筋痛症、FMS)と関係が深いこと、筋・筋膜痛と線維筋痛症(FMS)が連続した疾患である、言い換えれば極端に悪化した筋筋膜痛が線維筋痛症(FMS)であると考えられるようになってきました。
頭痛の研究で名高いイギリス、ハル王立病院のJ.M.S. Pearce博士は、2004年のヨーロピアン・ニューロロジィ誌で「筋・筋膜痛、線維筋痛症(FMS)、慢性疼痛症候群そして顎関節症は、異なった診断基準で規定された状態ではあるが、共通の人口統計学的、臨床的特徴、特にテンダー、トリガーポイントと言う共通項を持つ。」と述べ、これらの疾患を統一的に扱うべきであるとの考えを示しました。
具体的には、慢性的な肩の筋の痛み、慢性的な腰痛、慢性的な足の筋痛などは単独に起きるだけでなく、相互に関連して起きる場合があり、場合によっては体のいろいろな部位に痛みが拡がることがあります。そして、痛みが拡がるにつれて睡眠障害、抑うつ傾向、注意力の低下、原因不明の微熱、大腸炎、膀胱炎や疲労感、意欲の低下などの症状が出始めます。さて、ここまで読んでいただくと「なぜ歯医者がこんな話を?」と疑問に思われるでしょう。 |
| 研究論文 | |
| マスコミ関係 | NHK総合TVの「ゆうどきネットワーク」(月から金、4時50分から6時、関西、宮崎を除く全国ネット)の取材を受けました。 放映は5月下旬の予定です。 2009年4月18日 *6月10日(水)に放送されました。私の他に、九州大学の古谷野教授と東京医科歯科大学の木野准教授が出演しました。 |
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「健」は小中学校の養護教諭のための情報誌です。 「保健室の先生」は、子供たちからすれば教科の先生とは一味違った存在で、身近で暖かさを感じる存在ではないでしょうか。私も小学生時代には転んですりむいた膝小僧の手当てをよくしてもらいました。懐かしい思い出です。 そんな保健室の先生のための情報誌と言うことで、依頼があったときには喜んでお引き受けしたのですが、予想外に苦戦してしまいました。 今読み返してみると、一般的な顎関節症治療に関して、かなりまとまったものになりました。 「健」編集部のご好意で、このホームページにも記事の全文を掲載することになりました。 私は他の治療では治らなかった重症例の治療を専門にしていますので、一般的な治療法とは趣が異なる方法で治療しています。しかし、軽症で一般的な顎関節症の知識を求めている方は、この記事をご覧ください。 2007年8月1日 記 |
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2006年春号の、かみ合わせの治療をしている歯科医院の特集のページです。 出来上がった雑誌を見てみると、載っている歯科医は知り合いか、学会など知っている先生が多く、驚きました。編集部の方からも、かみ合わせ治療をする歯科医が少なくて探すのが大変だったと聞いたのですが、確かに数は減っているようです。 日本全身咬合学会や日本咬合学会も、ここ数年、参加者が目立って減ってきています。私の身近でも、歯科医たちの咬合治療に関する関心は、薄くなる傾向を感じます。未解明の部分が多く、もっと多くの研究者が必要な分野なのに、研究から撤退する歯科医が多い現状に危機感を感じています。 |